ハナレグミのGOOD DAY MUSIC

夏の終わりのGOOD DAY

第1弾のプレイリストタイトルは「夏の終わりのGOOD DAY」。

永積からは「このまま未来へ進んでいくと、季節は夏と冬だけになってしまうのでしょうか?
冬の入り口生まれだからでしょうか?秋や春の、淡い・間・ムードがとびきり好きな自分としては、寂しい限りです。
なんとかして日本の四季を守りたい、未来に繋げたい!」

という意外にシリアスな投げかけから始まりますが、夏の終わりをテーマにした本人の書下ろしエッセイともいえる選曲です💿

夏の終わりのGOOD DAY

MY夢中

M1:MY夢中/ハナレグミ

「just little love」 the hair

「いちょう並木のセレナーデ」 小沢健二

「帰れない二人」 井上陽水

M2:「just little love」 the hair
M3:「いちょう並木のセレナーデ」 小沢健二
M4:「帰れない二人」 井上陽水

MY並木道三部作

僕の育った街、国立には、とっても素敵な銀杏と桜の並木道がある。
春には桜が秋には銀杏が、街を素敵に彩ってくれる。音楽を聴いていつかの時間に気持ちがワープできるように、並木道も沢山の記憶を繋げてくれている。好きな子と一秒でも長く一緒にいたくて、駅への道を遠回りして、大学通りの歩道橋へ誘ったりしたのだった。ここには書けないような、甘く苦く切なくも熱く生あたたか〜い時間の記憶が、この景色には残っているなぁ。
あ〜今すぐ戻りたい!とはいつの間にか一ミリも思わなくなっているけど、この場所がいつまでもこのままの形で残っていてほしい。それは強く願う。

「紅とんぼ」 ちあきなおみ

M5:「紅とんぼ」 ちあきなおみ
いつだったか根室の漁港の漁師さんに、お仕事の話を伺った時に、
命懸けの漁には演歌が必要なんだと言っていた。
命をかける現場で、お守りのように聴かれる音楽があるのだ。たまにその漁師さんのさっぱりとした男らしさと、その人に必要とされてる演歌の事を思い出しては。
自分の歌を今日も、ステージで歌っている。

「夏の終わりのハーモニー」 井上陽水 安全地帯

M6:「夏の終わりのハーモニー」 井上陽水、安全地帯
三鷹の古ぼけたカラオケスナックに1人飛び込みで入った。常連らしきおばさんと、体の大きなママがこちらを怪訝そうに見ているが、負けずと座る。その日は誰に向けてでもなく、思いっきり歌いたかったのだ。常連のおばちゃんのオハコを二曲ほど聞いた後に、夏の終わりのハーモニーを入れた。
イントロに反応した常連のおばちゃんが僕の背中で『あら、あたし好きな曲だわ。』とつぶやいて、お手並み拝見的なムードを出していたが、気にせず日頃のやるせなさをぶちまけて、思い切り歌いあげた。歌い終わり『いやぁ・・失礼しました。』と振り返ると、涙と鼻水まみれになった常連のおばちゃんが、二万円を僕の手に握らせてくれた。

「「I Try」 メイシー・グレイ

M7:「「I Try」 メイシー・グレイ
ハスキーボイスは秋が似合う気がするのは私だけでしょうか? 彼女くらいな、かわいい掠れ声ならなおさらピッタリじゃないですか?久々にこの曲のMVを見たら、Good Day 感あった。
『色々あるけどさぁ〜お気に入りの水色のコートを着て今日をささやかに楽しむのよ』 って そんな風に僕には映りました。

夏の終わりのGOOD DAY

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